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オバマは、なぜ大統領になれたのか?

2009年06月17日 (水) | カテゴリ:美らピープル日記

はいさい。美らピープル寺田直樹です。
1月20日のオバマ氏の大統領就任演説は、記憶に新しいですね。


こんなことを考えてみた。


なぜ、オバマは大統領になれたのか?


・経済問題に、国際問題と、変革の好機だった
・スピーチライターが優秀だった
・ビジョンが明確ですばらしかった
・スピーチが上手だった
・メディア戦略に長けていた
・黒人とはいえ、母親は白人だった
・ミシェル夫人の力が大きかった
・若年層からの支持が強かった

色々な意見が出ています。
どれが、正解というものでもないと思っています。
色々なものが複雑に絡み合った結果だと思います。


そんな中で、また違う視点からも考えてみます。


アメリカ人というのは、極めて合理的な人種ではないのだろうか。オバマが示すビジョンがどんなに素晴らしいものでも、そのビジョンやスピーチだけで、彼を自らの国の代表に選びたいと思うだろうか。現実的で、合理的であるアメリカ人が、ビジョンだけで、感情に流され、自らの国の大統領を選ぶとは思えない。

オバマ氏は、政治家としての経験はとても浅く、ヒラリーにもマケインにも遠く及びません。2005年に上院議員に当選し、わずか3年で大統領候補です。

経済政策にしても、外交政策にしても、その経験の浅さは、アメリカの舵取りを充分にできるものではないでしょう。それは、アメリカ国民ならわかっているはずです。政治家としての能力なら、ヒラリーに遠く及ばず、最後まで対立候補であったマケインにも及びません。

合理的なアメリカ国民が、そんなオバマ氏を選んだのです。ビジョンもスピーチも素晴らしかったですし、選挙のウェブサイトも優れていたと思います。でも、それだけで選ばれるわけがありません。

彼の初期の頃の演説を見ると、やはり未熟なところもたくさんあったようです。非難も多かった。

しかし、彼は、驚異的なスピードで成長していった。それは、驚異的な勉強や努力の賜物です。繰り返す演説の中で、彼のその成長が現れていたのです。その成長は、大統領に選ばれるまで、留まることなく続いていったのです。

だからこそ、大統領になったばかりのオバマ氏が、政治家としての能力はその時点で、マケイン氏よりも低かったとしても、4年間という大統領の就任期間で、確実に成長し、アメリカを変えてくれる人物だと、アメリカ国民から選ばれたのです。

勤勉でい続け、成長し続けたこと。

これが、オバマ氏がアメリカ国民から、大統領に選ばれた大きな要因だと思います。


また、もうひとつのエピソードがあります。
彼は、黒人でありながら、黒人の地位向上をあまり、声高々に叫ばなかった。そのことで、オバマ氏の有力な支持者であり、黒人牧師であった、トリニティ合同教会のジェレミア・ライト牧師との決別もしたのです。トリニティ合同教会は、ミシェル夫人との結婚式や娘の洗礼式も行い、長年所属していた教会で、ライト牧師は師と仰いでいた人です。

彼は、彼が達成すべき使命のために、決断をすることの重要性も知っていたのです。


「勤勉であり、成長し続けること」

「決断力を持って、行動すること」

もちろん、これだけで、全てが上手くいくとは言えないですが、あらゆることの基本のように感じます。

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