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沖縄旅行'09 皆でやりとげる黒糖作り

2009年02月27日 (金) | カテゴリ:'09沖縄旅行-地球探検隊

夜ご飯も食べ終わり、皆で屋外炊事場へ移動。これから、黒糖作りだ。キビ刈りから、黒糖作りまでを手作業で、しかも無添加で作る。夜中の2時くらいまで掛かるよーなんて、冗談ながらに話していたが、冗談ではなく、それは現実のものとなった。

ここで、ひとり紹介しておこう。ケンケンだ。ケンケンは、このヤンバルに暮らす現地ガイドをしてくれた。優しく力持ちで、これぞ沖縄のイケメンだ。この黒糖作りから、明日のヤンバルウォーク、運動会と、ずっとサポートしてくれた。

先ほど、刈り取ったサトウキビ。まずは、長いサトウキビを、ズバッと半分に切り、粉砕器にかけて、汁を絞り出していく。キビを切る、キビを渡す、粉砕機に入れる、カスを捨てる、こういった作業をチームワークでやりながら、数百本のキビを、汁にしていく。それだけでも、結構な時間を使った。


そして、同時進行で、次の行程に入る。絞り出した汁を、ガーゼで細かいカスを漉す。そして、そこに食用石灰を入れ、アルカリ処理をし、PHの値を7.5〜8.5にする。


その後、大きな鍋でグツグツと煮込み、濃縮していく。この時、かき混ぜながらアクを取る。ざっと、この煮込む作業が4時間くらい。汁を作るチーム、漉してPHを調整するチーム、煮込むチームと、役割り分担しながら、皆で頑張っていった。


棒でかき混ぜながら煮込みきると、トロトロ、グツグツの状態になり、棒から糸をひくような状態になる。このベストタイミングで、鍋を火から離し、最後にひたすらかき混ぜる。そして、型に入れて冷やすと、黒砂糖が出来上がる。

トロトロになった水飴のような黒糖も舐めた、固まり始めたばかりのまだ熱い黒糖も食べた、鍋について固まっていく黒糖もそぎ落としながら食べた。どれも美味い。このタイミングでしか味わえない、そして、僕らがキビ刈りから何時間も掛けて、黒糖を作ってきた達成感からしか味わえない美味さだ。

この黒糖は、ウォーキングでも携帯食として食べ、帰りにもお土産としてもらって帰ってきた。無添加だし、そんなに日持ちもしないだろう。なにより、世界にひとつしかない、地球探検隊で、みんなで、キビ刈りで汗だく泥んこになり、夜中の2時まで頑張って作った黒糖だ。僕らにとって、日本一の黒糖であることは言うまでもない。


ここで、新城おとうさんは、本当に本当に大活躍だった。3つの煮込む鍋、粉砕するチーム、漉してPH調整するチーム、この指揮をずっと取ってくれていた。途中、雨が降り出して、屋根のない場所で煮込んでいた鍋を移し替えたり。当然、鍋は、でかくて、重くて、そして熱い。雨の状態や煮込みの状態を見ながら、そんな鍋を的確に移し替えていく。

そんな忙しい中でありながら、最後の煮込みは、しっかりとかき混ぜないと上手くできないので、しっかりかき回す様に指示をしたり、ひとり大運動会だっただろう。おとうさん、本当にありがとう。そんな中、隊員が作っていた手作りぽーぽーに、水飴状態の黒糖をつけたら、すげーうまいじゃん、なんてはしゃいでいた僕を許してね。


さらに、この黒糖作りの間に、おとうさんは、僕らを2つの班にわけ、車で、ヤンバルの山奥に連れて行ってくれた。そのことについては、後ほど書こう。

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 寺田 直樹(てらだ なおき)
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